なぜ太らないの?「やせの大食い」に関する4つのうわさを検証!

なぜ太らないの?「やせの大食い」に関する4つのうわさを検証!

食べ放題も行き放題、お酒におつまみもOK、夜食としてお菓子を食べても太らないタイプの方、ときどきいますよね?そんな憧れさえ抱いてしまう、太らない体質になる方法はないのでしょうか?今回は「やせの大食い」に関するうわさを検証してみました!

「やせの大食い」にまつわるうわさを検証!

うわさ1:遺伝するってほんと?

太りやすい体質の人には、肥満遺伝子があるといわれています。これは、今のような飽食の時代より遥か昔。食べ物のない時代に人間が生き延びようと、消費エネルギーを節約し、脂肪を蓄えることで、飢餓状態に備えてきたためと考えられます。また、神経伝達物質の一種であるドーパミンの分泌量が生まれつき少ない人は、食べ過ぎてしまう傾向があるといわれています。

つまり、「やせの大食い」タイプの人は、肥満遺伝子を持っておらず、ドーパミンを抑える遺伝子を持っている可能性があるのです。

うわさ2:血糖値が上がりにくい?

血糖値は糖質の含まれる食べ物を摂取すれば、上昇するものです。空腹度や食べ物の種類によって、血糖値が上昇しやすい状況に差はありますが、「やせの大食い」といわれる人も、食事の際に血糖値は上がっています。

ただし、血糖値の急激な上昇を抑えるためには、血管と肝臓の働きが重要と考えられています。動脈硬化などで血管が細くなっていたり、肝臓での分解機能が鈍っていれば、血糖値は上昇しやすくなってしまいます。そのため、血管年齢も若く、肝臓も丈夫なタイプの人は、「やせの大食い」かもしれません。

うわさ3:胃腸が大きい?

「胃が大きくなる」「胃が小さくなった」などと、食欲の程度をあらわすことがありますが、実際は、人間の胃の大きさにそれほど個人差はないといわれています。とても体格のよい人の胃でも少し大きい程度。胃下垂などで胃が長くなってしまうことなどもあるようですが、病気などでない限り、胃が大きくなったり小さくなったりすることは考えにくいそうです。

「やせの大食い」の人の胃が大きいのでは?といわれるのは、消化力の高さにより、胃が空っぽになるまでが短いためではないかと考えらえます。胃腸の働きが活発で消化時間が早いため、たくさん食べても胃腸に内容物が停滞することがなく、短いサイクルで排出されていくのです。

つまり、「やせの大食い」の人は、ビフィズス菌などの善玉菌といわれる腸内細菌が豊富で、腸のぜん動活動が活性化されており、腸内環境を非常によい状態で保っていると考えられるのです。

うわさ4:体温が高い?

食事をした際、体が温まるのを感じませんか?食事中は暑いくらいだ!という方は、「やせの大食い」タイプかもしれません。脂肪には「褐色脂肪細胞」と「白色脂肪細胞」の2種類があることをご存知でしょうか?

「白色脂肪細胞」とは、栄養分を貯蔵する脂肪で、蓄積されすぎると肥満を招く脂肪です。一方、「褐色脂肪細胞」とは「白色脂肪細胞」との役割が異なり、栄養分を分解し熱に換える働きを持つと考えられています。「褐色脂肪細胞」を多く持つ人は、栄養を摂取すると熱に換わるため、食べても食べても太りにくいのです。

また、筋肉量が多く、基礎代謝量が多いことも体温が高い理由のひとつといえます。基礎代謝量が多いと体を動かさなくてもカロリーが消費されていくため、太りにくい体質だと考えられています。

「やせの大食い」になれる?

目指すポイントはある!

残念ながら、成人してから「やせの大食い」体質になる方法はありません。ただし、食べるものや運動によって、「やせの大食い」体質の人と、同じような状況に近づけることはできるかもしれません。「やせの大食い」を目指すポイントをご紹介します。

ポイント1:血糖値の急上昇をおさえる

血糖値は糖質の多いものを摂取すると上がりやすいといわれています。血糖値の上昇度合いを示した数値がGI値です。GI値の高い食べ物としては、白米・パン・うどん・小麦粉など精製された穀物を使用した「白いもの」があてはまりやすいといわれています。ケーキなどの甘いお菓子やスナック菓子などのおつまみ類もGI値は高いです。

ほかにも、市販のジュースや炭酸飲料には、多量の砂糖が添加されているといわれています。お酒も摂取量によっては代謝を停滞させるため、血糖値の上昇につながります。飲み物にも気を付けなくてはいけません。

また、血糖値を上げやすくする生活習慣として、「早食い」「ドカ食い」があります。早食いは胃腸へ一気に糖質を含む食べ物が送られることなり、短時間で血糖値が上がってしまう危険性があります。

また、空腹感が続きすぎるとドカ食いをしてしまいがち。お腹が空きすぎると早食いになりやすい傾向もあり、満腹感を覚える間もなく食べ物を胃腸へ送ってしまうので、結果、ドカ食いになるともいわれています。

ポイント2:腸内環境を改善する

腸内環境の改善には、摂取する食べ物と、腸のぜん動運動を促すことがポイント。まずは、食物繊維や善玉菌を増やす働きが期待できる発酵食品などを積極的に摂取しましょう。

保水性が高く、腸の動きを促す不溶性食物繊維と、粘性や吸着性が高く、余分なコレステロールを排出し血糖値の上昇も緩やかにする水溶性食物繊維。どちらの食物繊維もバランスよく摂取するようにしましょう。それぞれの食物繊維には発酵性があり、ビフィズス菌などを増やし腸内環境を整えるといわれています。

ヨーグルトやチーズ、醤油や味噌、納豆などの発酵食品も、腸内細菌を増やすことで注目されています。また、発酵食品には三大栄養素のたんぱく質・炭水化物・脂質が含まれていることが多く、必須アミノ酸を多く含むものもあります。そのため、ダイエット中の栄養バランスを改善するのに役立つと考えられるのです。

腸内環境が整い、栄養バランスも改善すると、ぽっこりおなかや代謝を落とす原因のひとつである、便秘が解消されやすくなります。

就寝前の夜食は、胃腸に食べ物が残ることで便秘の原因になりやすいため、やめるようにしましょう。自然なお通じは、やせ体質への第一歩ですよ!

ポイント3:褐色脂肪細胞を活性化させる

褐色脂肪細胞の働きは生まれつき……とあきらめないでください。褐色脂肪細胞を活性化させるにはコツがあります。褐色脂肪細胞は心臓周辺に分布しているといわれています。具体的には、心臓周辺の背中側、わきの下、腎臓の周辺です。そのため、肩甲骨や肩回りを大きく動かすことのできる運動を取り入れてみましょう。

さらに、褐色脂肪細胞は低い温度で刺激した方が活性化しやすいといわれています。運動時には体温が上昇するのでむずかしく感じるかもしれませんが、腕や肩甲骨を低い温度で大きく動かすという、ふたつのコツをクリアする運動として、「水泳」がよいとされているのです!水泳は全身運動ともいわれており、非常にダイエット効果の高い運動。痩せ体質への近道は「水泳」にあるかもしれません。

まとめ

せややすい体質になれるかも

食べても食べても太らない「やせの大食い」を、うらやましいと感じる方も多いでしょう。遺伝子などの生まれつきの体質や幼い頃の生活習慣が大きく影響するため、大人になってから「やせの大食い」へシフトすることはなかなか難しいようです。

しかし、食べ物や運動によって、やせやすい体質を目指すことはできます。生活習慣を見直し、健康な腸内環境を手に入れ、褐色脂肪細胞を活性化させていきましょう!

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