
夏は「うなぎ!」と夏が来る前から脂の乗ったうなぎと、タレがたっぷりしみたご飯のハーモニーを思い浮かべ…。「いけない!ダイエット中は諦めなきゃ」と現実に戻ることはありませんか?ダイエット中でもこれを守ればうなぎも大丈夫!管理栄養士がうなぎを食べるコツを提案します。
うなぎってカロリー高いの?!
うな丼は700kca~880kcal。うな重になると1000kcal以上になります。
焼き魚定食の550kcal~650kcalと比べるとカロリーが高いですね。
うな丼やうな重を分解してみてみると、
●ご飯
普通盛り (150g) 252kcal
うな丼のご飯(280g) 470kcal
うな重のご飯(330g) 554kcal
●うなぎのかば焼き
特大1匹(200g) 586kcal
中1匹(160g) 469kcal
一串(90g) 264kcal
うな丼やうな重にするとカロリーは高くなりますが、「うなぎのかば焼きをおかずにして、お茶碗でご飯を食べれば」特別高カロリーではなく、ダイエット中だからと諦めずにうなぎを食べることができます。
うなぎはビタミンの宝庫
うなぎのビタミンは他の食材と比べると、ずば抜けて豊富なのです。
皮膚や粘膜を健康に保ち、瞳を守るビタミンAは食材の中でも抜群に多く含まれています。また若返りのビタミンといわれるビタミンEの含有量もあらゆる食材の中でもトップクラス。ビタミンAもビタミンEも細胞の老化を防ぐ抗酸化作用の働きが強いビタミンです。うなぎを適量食べれば美容効果が期待できます。
またビタミンA、ビタミンEにビタミンCが加わると抗酸化作用が強くなります。ところがうなぎのビタミンCは微量。そこでビタミンCたっぷりの野菜と一緒に食べることで抗酸化作用を高めればアンチエイジング効果がパワーアップをはかりましょう。
うなぎのかば焼きを使ったおすすめレシピを紹介します。
ビタミンCたっぷりのトマトやゴーヤと組み合わせればビタミンACEの三拍子!
うなぎアボカドのトマトサラダ

”うなぎのマッタリ下味に、アボカドのトロリとした舌触り、トマトのシャキッとした酸味が、ベストマッチ♪”
ゴーヤのうなたま炒め

”『ゴーヤ&うなぎ』夏バテ知らずの最強タッグ! 味付けはうなぎのたれにお任せ!単レシピ♪ …これが絶妙☆ ”
まとめ
うなぎも食べ方次第でカロリーを抑え、抗酸化作用を高めることができます。
土用丑の日には「う」の付くものを食べて無業息災を願う風習もあります。
「うなぎ」や「うり」、「うめ干し」など。
うなぎにとびきり多く含まれているビタミンAは丈夫な粘膜、目の健康を保つ成分です。
今年の夏は、うなぎをうまく食べて目にうるおいを。うるうる瞳を目指しましょう!
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